2011.05.10
姓名判断などで不安をあおり、印鑑などを売りつける業者に注意しましょう
平成23年5月10日、訪問販売業を営む和歌山市の木屋澤良(きやたくよし・63歳)が、和歌山県警に特定商取引法違反の疑いで逮捕されました。
木屋澤良は「観喜堂」という業者名で印鑑の訪問販売をおこなっており、姓名判断をおこなった後、「こどもの名前の画数が悪い。結婚しても不幸になる」などと言って、消費者を不安にさせ、印鑑を販売する契約を結ばせた疑いです。
県消費生活センターには、訪問販売での印鑑や水晶の購入に関する苦情相談が、平成18年度から5年間で51件入っています。
いきなり家庭を訪問し、冷静な判断が出来ない状態の消費者に対して、「あなたや家族が将来不幸になる」などと言って不安にさせ、開運商品などを販売しようとする業者には注意するようにしましょう。