2012.05.19
ペットのお店選びは慎重に!
インターネット取引や移動店舗販売などペットの購入手段が拡大しましたが、飼い始めてから数週間で死んでしまったなど、ペットの健康状態に関する相談がいくつか寄せられています。
【相談事例】
ペットショップで購入した犬が、病気になり入院した。ペットの引き渡しの際に病気にかかっていたのではないかという疑いがあったため、販売店にペットの治療費について相談したが、誠意を持って対応してくれない。
【アドバイス】
1.販売店が、動物愛護管理法に基づく登録を受けており、動物取扱業者標識の掲示を行っているか、また、店舗の飼育環境が衛生面で良好であるかどうかなど、ペットを購入する前に確認しておきましょう。
2.販売店は、契約時において、動物の特性や状態に関する情報、飼育方法、病歴などについて、消費者に書面を交付して説明するよう義務付けられています。不明な点があれば納得いくまで説明を求め、きちんと回答してくれる販売店で購入しましょう。
3.契約書の内容は、きちんと確認しましょう。消費者にとって不利な条項がないか、購入後に病気などのトラブルが起きた際の取り決めがどうなっているかなど、十分確認してから契約することが大切です。