2017.11.24
SMSで有料動画の未納料金の請求をする「アマゾンジャパン合同会社等をかたる架空請求」にご注意を!
平成27 年6月以降、消費者の携帯電話に以下の事例のように、有料動画の未納料金の名目で金銭を支払わせようとする事業者に係る相談が寄せられています。
◆具体的な事例
(1) アマゾンをかたる事業者は消費者に架空請求SMSを送信します。
「有料動画の未納料金が発生しております。本日中にご連絡無き場合、法的手続きに移行致します。アマゾン●●。」などと記載したSMS(メールアドレスではなく携帯電話番号を宛先にして送受信するメッセージサービス)を消費者の携帯電話に送信してきます。
(2) SMSを見て不安を覚えた消費者は、SMS記載の電話番号に電話をします。
(3) アマゾンをかたる事業者は、電話をしてきた消費者に対し、偽りの説明をします。
○ 有料動画サイトの未納料金があるなどと偽ります。
○ 消費者の不安感をあおるなどして、その日のうちにお金を支払うよう求めます。
○ 支払に素直に応じない消費者に対しては、一旦お金を支払えば、後で返金されると欺きます。
(4) アマゾンをかたる事業者は、消費者に対し、Amazon ギフト券(「Amazon ギフトカード」ともいいます。)をコンビニで購入し、その番号を電話で連絡するよう指示します。
◆アドバイス
○ アマゾンの未納料金をSMSを用いて支払えというのは詐欺の手口です。こうした要求には絶対に応じないようにしましょう。
○ 「本日中に連絡がなければ法的手続きに移行します。」というSMSは典型的な詐欺の手口です。絶対に連絡しないようにしましょう。
○ ギフト券を購入してその番号を連絡しろというのは典型的な詐欺の手口です。絶対
に応じないようにしましょう。
○ 一度つながった電話を切らせないようにすることがあります。応じることなく、一旦電話を切って、周囲の人や相談窓口に相談しましょう。
○ このようなSMSや電話での要求に不審な点があった場合、その要求に応じる前に、各地の消費生活センター等や警察に相談しましょう。
なお、詳細な資料が消費者庁ホームページにございますので、ご覧下さい。