2022.12.21
通販サイト、カード会社、宅配便事業者などをかたる偽SMS・メールに警戒を!-身近な事業者からの不安なメッセージ、じつは危険な"フィッシング"かも-((独)国民生活センター)
通販サイト、クレジットカード会社、宅配便事業者などの実在する組織をかたるメールやSMS(ショートメッセージサービス)を送信し、パスワードやID、暗証番号、クレジットカード番号などの個人情報を詐取するフィッシングに関する相談が全国の消費生活センター等に寄せられています。
【かたられる事業者等と偽SMS・メールの内容】
●通販サイト・フリマサイト(アプリ)
- 「支払い方法に問題がある」
「不正利用が確認された」
「アカウントで異常な動作が検出された」など
●クレジットカード会社・金融機関
- 「カードの不正な取引があった」
「本人の利用かどうか確認させてほしい」
「回答がない場合、カードの利用制限が継続される」など
●宅配便事業者
- 「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記よりご確認ください」など
●携帯電話会社
- 「支払いが滞っている」
「通信サービスの停止と契約解除通告のお知らせ」
「携帯電話料金未納の為、今日までに○○万円を支払うように」など
●公的機関
- 「未払いの税金がある」
「納付期限を経過した税金を完納していません」など
【消費者へのアドバイス】
- あせらず冷静に! メールやSMSに記載されたURLには安易にアクセスしないでください。
- フィッシングサイトにアクセスしてしまっても個人情報は絶対に入力しないでください。
- フィッシングサイトにID・パスワード等を入力してしまったらすぐに変更し、クレジットカード会社などにも連絡しましょう。
- ブックマークした正規のURLや正規のアプリからアクセスすることを日ごろからの習慣にしましょう。
- 迷惑SMSやメール、ID・パスワード等の不正利用への事前対策をしておきましょう。
- 不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう。
■(独)国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20221221_2.html