2023.10.27
そのURLのクリック、ちょっと待って!-SMSやメールでの"フィッシング詐欺"の相談が依然高水準!-((独)国民生活センター)
全国の消費生活センター等には、事業者や公的機関などの実在する組織をかたるSMS(ショートメッセージサービス)やメールを送信し、パスワードやID、暗証番号、クレジットカード番号などの個人情報を詐取したうえ、クレジットカード等を不正利用するフィッシングに関する相談が引き続き多く寄せられています。フィッシング対策には日頃からの心構えが重要です。以下のチェックリストを活用し、より一層ご注意ください。
【フィッシング対策のチェックリスト】
●事業者や公的機関などのSMSやメールを見るときは
- 日頃利用している事業者等からでも、まずフィッシングを疑う。
- 記載されているURLにはアクセスせず、事前にブックマークした正規のサイトのURLや、正規のアプリからアクセスする。
- 事前のブックマークがない場合や、少しでも不安に思う点があれば、事業者等の正規のサイトでフィッシングに関する情報がないか確認する。
●フィッシングサイトにアクセスしたと気づいたら
- ID・パスワード、クレジットカード番号等は絶対に入力しない。
- フィッシングサイト上のアプリをダウンロードしない。
●フィッシングサイトに情報を入力してしまったら
- 同じID・パスワード等を使い回しているサービスを含め、すぐに変更する。
- クレジットカード会社や金融機関などにも連絡する。
●日ごろからの事前対策
- セキュリティソフトや携帯電話会社の対策サービス等を活用する。
- ID・パスワード等の使い回しをしない。
- クレジットカードやキャリア決済、インターネットバンキングの利用明細はこまめに確認する。
- あわせて、利用限度額を確認し必要最低限の金額に設定する。
■(独)国民生活センターHP
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20231108_2.html