通信販売|通信(電話等) 相談事例
身に覚えのない電話情報料の請求メール ( 20歳代 ・ 男性 )
突然、心当たりのない業者から携帯電話に、有料ダイヤル利用料金が未払いになっているという内容の請求メールが届いた。利用料、延滞料金などあわせて 30,600円を指定の口座へ振り込むように記載されており、もし期日までに振り込まれなければ自宅や職場へ15万円位の集金に行くと書いてある。全く身に覚えはないが、支払わなければ金額も増え、集金に来られたらと思うと不安になる。どうすればよいか?
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ツーショットダイヤルや出会い系サイトに代表される電話情報サービスをめぐるトラブルが急激に増加しています。サービスを利用している、いないにかかわらず、事例のようなトラブルに巻き込まれるケースがあります。特に最近では、全く利用した覚えはないのに、突然脅し文句をつけて根拠のない請求をされるケースがあり、請求手段はメールの他にも自宅電話や携帯電話、ハガキなど様々となっています。
請求している業者は、架空請求は承知の上で勘違いする人や、脅し文句に屈して支払う人をねらっていると考えられますので、消費者の契約に関する意識が問われることとなります。
また、請求どおりの金額を支払ったとしても、いわゆる悪質な業者のカモリストに載り、今後心当たりのない請求が増えることにもなりかねません。こういう業者に対しては、自分自身の個人情報を不用意に知らせないことが大切です。
もし、こういう事例に巻き込まれた場合は、請求に身に覚えがなければ絶対に応じないという一貫した姿勢が大事です。もっとも、利用していた場合は、利用料金を支払わなければなりませんが、回収業者を名乗る所からの請求には応ずる必要はなく、利用先に対して法定利率での延滞金をつけて支払えばよいこととなります。
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