通信販売|金融・保険・サラ金 相談事例
借金整理屋・紹介屋って? ( 30歳代 ・ 男性 )
昨年の7月、一括低金利融資という広告を見て、他府県のフリーローン会社に400万円の融資を電話で申込みました。すると、「あなたの信用性を確かめるため、うちの紹介する消費者金融で20万円を借り、3ヶ月間きちんと返済するのを確認できれば希望額を融資する」と言われたので、近くの大手業者で20万円を借り、そのうち10万円を紹介料として指示された口座に振り込みました。 3ヶ月間が経ち、大手業者への返済が終わったので指示された他府県のフリーローン会社に電話すると、もうその電話は現在使われていないとのアナウンスが流れるだけである。
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サラ金の紹介屋は、誰にでも簡単に融資するかのように宣伝し、客には「あなたには、うちでは貸せないのでほかの店を紹介する」などと言って、別の業者を紹介し、多額の紹介料を要求します。
借金整理屋は、「あなたの債務を一本化します」などと債務整理の広告をして、申込者に「整理手数料」などと現金を預かり、整理を引き延ばしながら次々と手数料を騙し取ります。
この事例では、相談者は紹介屋からサラ金の紹介を受けたと思っていますが、実際には紹介は受けていないと思われます。借金整理屋、紹介屋と称する人から、数社のサラ金業者の名前や住所を教えられ、自分で借りに行っただけなのです。債務の一本化・低利借り換え・好条件などの多重債務者を標的にした悪質業者の広告がみられますが、現実には低利で借り換えることは困難で、このような業者にかかわると逆に借金が増えてしまいます。
また、借りなくても、不当な「キャンセル料」を要求され、業者に知らせてしまった自宅や勤務先等に執拗な請求が続くという事例もあります。
低金利・好条件をうたう折込み広告や投げ込みチラシには十分な注意が必要です。返済困難に陥っている多重債務者は、過酷な督促や取立を恐れて、他の業者から借金してでも返済を続けなければと考え、破綻の現実に気がついていないことが多いようです。
多重債務の整理方法としては、
1.任意整理 2.調停 3.個人再生手続 4.自己破産
などの方法がありまので、弁護士など法律の専門家に相談し、法に基づいた整理をしましょう。
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